「企業が求める人材の条件」の社会人たる意識のページです。

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就職すると「社会人」という呼称で呼ばれることになります。しかしながら、昭和の時代までは働く企業の盛衰が自身と同化しているという感覚を持つ「会社人間」が多かったと思われます。しかし現代は「企業人である前に社会人たれ」という意識がかなり浸透してきているように感じられます。ここ10年ほどの日本企業に起こった不祥事(食品や建築偽装問題など)の経緯をみると、その発端のほとんどが企業内の内部告発から始まっているようです。これには、日本の企業社会は社会性より自社の儲けを追求してきたことへの反省が、企業より社員個人により強まってきたという世間の変化が背景にあるようです。

企業のコンプライアンス

企業側も「コンプライアンス(法令順守」を社是に盛り込んで、これまでの「利潤第一主義」から「社会貢献」の重要性を公言するようになってきました。ある運送会社では社訓に「安全第一、営業第二」と掲げています。企業の第一目的であるはずの営業=利益をあえて二番目にして、第一番目に「安全」を置くことで世間に「わが社は利益より安全を優先する」ことを宣言しているのです。大型トラック輸送などを業とする会社ですので、当たり前と思われがちですが、ほんの十数年ほど前までは日本の企業にとっては利益の追求が何よりも優先するのが常識でした。その常識は過去のものとなり、まず社会貢献を優先させる企業でなければならないという社会性が企業に要求される時代です。社会人一年生は、企業人である前に社会人たる意識を強く持って社会に出て行きたいものです。

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